活動情報
2025年01月19日
1月17日「寺子屋みあちゃん家」開催のご報告
風が強く、空気がキーンと冷たい夜。
時計が19時を回ると「こんばんは!」と、こどもたちが集まってきました。
今月から寺子屋みあちゃん家に、小学6年生と高校生2人が仲間入りしました。
「よろしくね」と、大学生スタッフが笑顔で迎えます。
こどもたちは、担当の大学生スタッフに誘われそれぞれのテーブルへ。
「今日は、何から勉強したい?」
「英語。苦手だから教えて欲しい」
「うん、うん。どのあたりが苦手なの?」
「えーっとね・・・」
こどもたちが開いた教科書やノートをのぞきこみながら、大学生スタッフは声をかけ続けます。
「あー、ここかぁ。うん、そうだね。ここは、わかりにくいところだよね、うん、うん」
明るくあいづちを打ちながら、こどもたちの苦手意識を和らげながら、一緒に取り組んでいきます。
寺子屋みあちゃん家では、マンツーマン学習を行っています。
一人ひとりのスピードに合わせ、わからないところをわかるまで、繰り返し何度も丁寧に大学生が説明をしていきます。また時には、じっくり時間をかけてこどもたちが「わかった!」に至るまで、じっと見守る、という指導を行うこともあります。
20時半過ぎ。
部活で遅くなった高校生が到着。
全員揃ったところで、大学生リーダーのやなが、みんなに声をかけました。
「新しい仲間が増えたので、自己紹介を始めます!」
ニックネームや名前、好きな食べ物を順番に発表します。
「給食のメロンパンが好きです!」と、小学生の声を受け、「学校給食」を卒業した高校生が「給食は、揚げパンが好きでした!」と「過去形」で応えます。
「豚汁が好きです!」「私は、お菓子が好き」「嫌いな食べ物はなくて、そうだなぁ、うーん・・・野菜全般が好きだなぁ」と、こどもたちが次々と教えてくれました。
今夜の差し入れは、愛子大仏仙台佛國寺さんとフードバンク仙台さんから。
たくさんの種類のクッキーやゼリーなどのお菓子と春巻きをお土産にもらって帰ります。
「学校の授業より、ずっと、ずっとわかりやすかった!」と、初参加の高校生。
「やったー!」担当した大学生は、とっても嬉しそうに満面笑みでガッツポーズを決めました。
特定非営利活動法人mia forzaでは月3回、金曜日19:30~21:30にひとり親世帯の小学6年生と中高生を対象とした学習応援の場「寺子屋みあちゃん家」を開催しております。
ご希望の方は、法人までご連絡ください。miaforza.child@gmail.com
