活動情報
2025年03月03日
3月3日「大学生スタッフ交流研修会vol.2」開催のご報告
本日、3月3日(月)夜に、仙台市で困窮者支援に取り組むNPO法人フードバンク仙台のみなさんと労働問題に取り組むNPO法人POSSEのみなさんをお迎えし「大学生スタッフ交流研修会vol.2」を開催しました。
今回の「大学生スタッフ交流研修会」では、当法人の大学生スタッフと他団体の大学生スタッフ(有償・無償等問わず活動に取り組まれている大学生・大学院生の方)が、①同世代がどのようなきっかけで活動を始めたのか②団体の中でどのような役割を担っているのか 等をお互いに知ることで、知見と関係を広げ・深めることを目的としました。
前回の交流研修会にひと味プラスし、最初の自己紹介でも「法人内でどのような立場で何を担っているのか」をお話ししていただきました。
その後、それぞれの団体紹介を行ったところ質問が飛び交いました。
「こどもの相談とは、具体的にどんな相談が寄せられるのですか?」
「どんな研修があるのですか?」
ひとしきりお互いの団体について質問をし合い、理解が深まったところで、夕食をいただきながらグループに分かれて相互理解をさらに深めます。
「こちらの団体に入ったきっかけは?長い間、続けてこれた理由は?」
「相談対応は大変ではありませんか?」
「専門的な勉強はどうやってされたのですか?」
お互いに質問を投げかけ合います。
ひとつひとつの言葉を丁寧に選びながら、質問に答えます。
「中学時代の友達に誘ってもらって。こどもたちと関われるのが楽しくて続いています」
「重たい相談を受けてなかなか解決に至らなくても、当事者の方との関わりから社会を変えて行きたいと思って取り組んでいます」
「法人の研修もありますが、勉強会を自主的にしたり、議論をしたりしています」
本日参加した三団体は、応援する対象の年代は異なっても、生きづらさを抱え、様々な困難に直面している人たちに関わっているという共通点があります。
グループワーク後半は、一つのテーブルに大学生スタッフが全員集まって意見を交わしました。
「先ほど出ていた畑についてもっと伺っても良いですか?」
説明してくれる大学生スタッフを囲んでみんな真剣に聞き入ります。
「これをきっかけに、何か一緒にできるといいですね!」
誰からともなく、そんな意見が出されました。
時間を忘れて活発に意見を交わす大学生スタッフのみなさんを見ながら、所属の大学や所属の団体を超えて、どんどん繋がり交わっていただきたいと思いました。
すぐに何か形にならなくても、いいのです。
お互いを「知る・つながる」ことが、いつか何かの形で花開き・実を結ぶことがあるからです。
本日の交流研修会は「種をお互いに蒔き合う」-そんな言葉がぴったりの場となりました。
特定非営利活動法人mia forzaでは、担い手育成の一環として、今後も様々な分野の団体と大学生スタッフ同士の交流研修会を開催いたします。ご関心のある団体様は、お気軽にご連絡ください。
※本事業は、公益財団法人ベネッセこども基金様の助成を活用させていただき実施しています。




