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活動情報

3月23日「こどもの居場所・みあちゃん家」開催報告

今月のみあちゃん家は、今年度最後の活動でした。
テーマは「大船渡市の皆さんを応援しよう」です。
岩手県大船渡市で発生した山林火災の被害にあわれた皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災の際に多くの皆様に助けていただいたご恩をお返ししたい気持ちを込めて、大学生スタッフがこどもたちと一緒に自分たちができることを考えます。
午後2時。こどもたちが「こんにちは」と集まってきました。
まずはアイスブレイクの時間です。
「学校はいつまでなの」「来年は何をやってみたいかな」まるで一か月分の会話をするかのように話が止まりません。大きなテーブルでは「たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ」というカードゲームが始まりました。ゲームの名前はとても大人っぽいですが、年齢問わず盛り上がります。甘い言葉が並んだりして拍手喝采を浴びている人もいました。
午後3時が近づくころ、学生リーダーより大船渡市の山林火災についてのお話がありました。ニュースで知っている人もいます。皆さんで何ができるのかと考え、応援メッセージを作りました。それぞれの思いを伝えようと真剣に個性豊かに完成しました。大船渡市の皆さまの心に届くことを願って。
午後4時。こどもたちと学生スタッフとの間で「おやくそく」を確認し、近くの公園へ向かいました。桜の開花はまだまだ先ですが、ずいぶん暖かい日差しの下、ボール遊びで走り回りました。楽しい時間はあっという間ですね。事務所に着いた時はまだまだ遊び足りないような皆さんでした。
午後5時。お迎えの時間です。
本日は卒業するお子さんがいらっしゃいました。お子さんの成長を皆さんと見届けるのは大変嬉しく、目頭が熱くなります。
愛子大仏仙台佛國寺さんからいただいた果物の差し入れを袋いっぱいに持って「またね」と、こどもたちが帰っていきました。
この日の様子を、学生アドバイザーのジャンが感想を寄せてくれました。
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今回の活動では大船渡市の皆さんへのお手紙を書くワークショップと気候に恵まれたので片平公園へ遊びに行きました。ワークショップではお子さんたちの自由かつ想像力に富んだ作品を多く見ることができました。また、今年度最後のみあちゃん家の活動ということもあり、最後にみんなでケーキを食べました。一年間の活動を振り返りながら一緒に食べるケーキはより一層美味しかったです。来年度もこどもたちの「やりたい」を叶えられるような居場所をつくっていきます。
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ジャンは、大学1年から当法人のこども応援事業に参画し、学生リーダーを経て、2024年度は学生アドバイザーを務めてくれました。
学生リーダーとして居場所の企画・運営と大学生スタッフの対応に取り組み、学生アドバイザーとして後輩大学生スタッフの育成に尽力しました。彼は、こどもたちはもちろんのこと、大学生スタッフ・社会人スタッフからの信頼も厚く、当法人のこども応援事業のリーダー的存在でした。
この3月で大学を卒業と同時に、mia forzaを卒業します。
これまでのジャンの活躍に感謝すると同時に、これからを祝福し、送り出します!
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※この活動は、公益財団法人ベネッセこども基金様の助成にて運営させていただいております。

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