6月20日「寺子屋みあちゃん家」開催報告

仙台は、今日も気温が27°まで上がりました。
この暑さの中、フードバンク仙台様、株式会社西原衛生工業所様、応援者のH様とS様が、たくさんの寄付のお品物をお持ちくださいました。
特定非営利活動法人mia forzaでは、ひとり親家庭への食糧提供を、こどもの居場所を通して行っています。
本日は、フードバンク仙台様を通じてコストコホールセール富谷倉庫店様から頂戴した果物や野菜、ソーセージ、ドーナツを各ご家庭へお渡しいたしました。たくさんのお品物に感謝申し上げます。
また、株式会社西原衛生工業所様と株式会社M’sプロジェクト様から頂戴した「唐揚げ弁当」、応援者のH様から頂戴した「ピーナッツ&チョコマフィン」、S様から頂戴した「さくらんぼ」は、「寺子屋みあちゃん家」にて、こどもたちがおいしくいただきました。ごちそうさまでした。
寺子屋みあちゃん家は、19:30スタートです。
部活が終わった足で真っ直ぐにやってくる子、一旦自宅に戻ってからやってくる子、とさまざまです。
多くの子どもたちは、お腹を空かせてやってきます。
それは、子どもたちに勉強を教える大学生スタッフも同じです。
「まずは腹ごしらえ！」
空腹では、なかなか集中して勉強に向かうことができません。
いただいたお弁当やマフィン、さくらんぼを食べて、お腹の虫が治ったところで「さぁ、勉強！」。
今夜は、中学1年生2人が同じ机で勉強しました（いつもは、ひとり1台のテーブルで勉強に取り組みます）。
おしゃべりをしながらスイスイ勉強を進めていきます。
いつも以上に、とっても楽しそうに取り組んでいます。
寺子屋みあちゃん家の開催時間はたったの2時間ですが、「たったの2時間」とて、侮れません。
どの子も、高い集中力を発揮して次々と問題を解いていきます。
利用開始前は「勉強が嫌い・苦手」と話していたこどもたちですが、ほんの数ヶ月で、学ぶ楽しさを体で覚えてしまったのか、今は「勉強が嫌いだ・嫌だ」との言葉を聞くことはありません。
「やればできる子だったんだよねー」とは、こどもたちの弁。
こどもたちは、どんどん、どんどん「学ぶ楽しさ」を体感し、力を高め、可能性を広げていっています。